閉ざしたブラインドの
影が浮かび上がるころは
そばに眠る人が
いても、なぜか
ひとりぼっちになる
IT'S TIME OF BLUE BLACK
そっと きみの腕をほどいて
身体を起こせば
寝返りうつシルエット
遠くに思えてくる
飲みかけのままの
ワイングラス
昨日の余韻が
漂う部屋で
二人で見る夢を
思ってみたりもするけど
まだ、一人の日々を
捨てずにいたい僕さ
きみのまどろみを
乗せる舟に
なることくらいさ
今 できるのは
まだ、目覚めぬきみの
寝顔は天使のようだね
愛しさ隠せない
心も IT'S TIME OF BLUE BLACK