テ・プル・モア
午後のテラスは 陽差しのプール
白いチェアでまどろめばシーガル
耳をかすめた 真夏のサンバ
まぶたの上で ダンスを踊る
ファーストネームで呼ばれて
振り向いたひとは
見知らぬギャルソン
人違いなの
そうね テ・プル・モアお茶しましょ
テ・プル・トア ひとりきり
この熱いやさしさが 友達なのね
だから テ・プル・モア 悲しみを
テ・プル・トア かきまぜて
忘れたい旅なのに
あの夏ばかり……ouije t'aime
花売りたちが 集うバザール
色とりどりの夢織ればパルファム
南へ向かう 果てない道は
あなたなしでは いけそうにない
通りすぎてゆくcitroën
憶いださせたナンバーは
忘れた あなたの
telephone
好きよ テ・プル・モア お茶しましょ
テ・プルトア 慰めて
誓ったのもう二度と 会うこともない
だけど テ・プル・シャンス もし電話
テ・プル・シャンス かけたなら
いつまでも 出ないでね
私のために……ouije t'aime